管理人は第三者でしたが、友人間で起こった金融(保証人)に関する出来事の相談を受けましたのでその内容を掲載します。
管理人の古くからの友人でもある、ある会社の社長が私の友人(社長にとっても友人ですが・・・)、新規事業のための事業者ローンの保証人になってほしいと相談をしました。そこで友人から管理人のところに相談があったのです。
これは複雑です。社長が管理人とまったく関係がなければ、迷わず、断る方向に話を持っていったはずです。しかし、両者が古くからの友人ということもあって非常に迷いました。
結論から言えば断る方向を勧めました。この決断を出すまでは本当に悩みました。保証人を申し込まれた友人は男気があり、自分を頼ってきた友人を助けたいという気持ちが強かったようです。しかし、保証人というのは本当によく考える必要があります。血のつながった親類に頼まれた際にも慎重に選択する必要があります。
保証人はしっかり保証できる人でない限り承諾すべきでないと思います。自分の財布から保証できるのなら判断に任せますが、自分も支払いのために努力しなければならない場合はしっかりと断る勇気が必要です。
ただ、話は少しずれますが、管理人はお金の調達が難しいほど、ビジネスにはチャンスがあると思います。銀行などが好むのは、成功した例がある融資だと思いますが、それはすでに2番煎じで、パイオニアではありません。
ビジネスはパイオニアというだけで強みがあります。だから管理人はこの社長のビジネスの可能性がないから断ることを勧めたわけでありません。むしろ、ありきたりのビジネスだった場合、不況に陥った時に心配になります。
連帯保証人はその人が借金をしたのとなんら変わりません。保証できるような経済的にゆとりのある人以外は保証人になることは避けるべきです。もし、返済不能に陥った場合に肩代わりできるかどうかをよく考えて検討すべきです。
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