以前から納得のいかない疑問があります。それはなぜか借金が大きければ世間体も気にせず誇れて、わずかな金額の借金があれば、世間から白い目で見られている現実です。
借金の金額の大小でなくその使い道で印象が大きく異なっているのです。一般的に消費者金融でキャッシングする場合、一社50万円が限度額です。一方、住宅ローンは何千万、自動車ローンは何百万も借りることが多いと思います。
使い道が旅行や生活費だと世間は認めず、家や自動車ならば認めるどころか羨望の目で見られることもあるのです。
いったい借金という単位はなんなのでしょう?金額ではないのでしょうか?小さな借金はこそこそ隠れながら大きな借金は胸を張って自慢できる!どう考えても冷静に考えれば不思議でなりません。
所詮他人の目だけの話ですが、実際に借金を負う当人にしてみればその負担は何百万、何千万もある住宅ローンや自動車ローンのほうがよっぽど大きなものとなります。
借金が良い事なのか悪い事なのか?と聞かれれば良い事だとは思いません。しかし、金額が大きければ良いというのはどう考えても納得ができません。
住宅ローンでも自動車ローンでも、生活費、交際費、交遊費など目的を問わないキャッシングも同じ借金であり、違いはありません。
「家のローンの支払いがきつい」「消費者金融への返済がきつい」。あなたはこの二つの言葉を聞いたときどんな風に思いますか?
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